Pixel 4aの4G対応周波数からドコモのバンド21(1.5GHz帯)が非対応に〜Pixel 3aでは非対応だったバンド42(3.5GHz帯)に新たに対応

先日Googleから発表されたGoogle Pixel 4aだが、4Gの対応周波数において、これまでPixel 3/3aシリーズ、Pixel 4/ 4 XLで対応していたドコモのバンド21(1.5GHz帯)が非対応になっている事を技術仕様のページから確認した。

 

Google Pixel 4a 技術仕様|Googleストア

 

以下、Pixel 3a、Pixel 4、Pixel 3の4Gの対応周波数。各シリーズのXLも対応周波数は同じなので省略する。

 

Google Pixel 3a 技術仕様|Googleストア

Google Pixel 4 技術仕様|Googleストア

 

Pixel 3は既に販売終了しているのでドコモのホームページから。

SIMロック解除対応機種および対応周波数帯(PDF形式:606KB)|NTTドコモ

 

コスト削減なのか、日本で大して売れなかったのか、それともドコモが取り扱ってくれなかったのか、非対応になった理由は不明だ。
ただ、ドコモでもメインで使われている周波数ではないので、都市部や混雑地域など一部エリアで通信速度が落ちる可能性はあるものの、実用に大きな差はないと思われる(SIMフリー端末ではこの周波数は対応していない機種が多い)。
また、これらはドコモのSIMを使わないのであれば関係のない話だ。

ちなみに元々auやソフトバンクで利用されている、同じく1.5GHz帯のバンド11は元々非対応だ。
AQUOSの一部のSIMフリー端末の場合、これに対応している機種がある。

だが、その代わりなのか、これまでハイエンドのPixelシリーズにしか対応していなかったバンド42(3.5GHz帯)に新たに対応した。
バンド42はPixel 3aでは対応していなかった。

この周波数は大手3キャリアがいずれも対応している。Pixel 3aから見るとau、ソフトバンク利用者は単純に対応周波数が増えた事になる。
キャリアアグリゲーションなどができれば都市部や混雑地域などで通信速度の高速化が見込める。

 

Pixelシリーズは、大手キャリアの周波数に実用上困らない範囲で対応しているので、どのキャリアで利用しても通信の面で著しく使い勝手が悪くなる事はないだろうが、SIMフリー端末を使うのであれば、端末の対応周波数と利用キャリアの対応周波数は理解しておきたいところだ(または詳しい人が近くにいるか)。
SIMカードの着脱や、APN設定に関しては言わずもがなだ。

その辺がよく分からないというのであれば、素直にソフトバンク版を買って使うのが良いだろう。

ソフトバンクでもPixel 4aを8/20(木)に発売、機種代金49,680円とSIMフリー版より高め〜家電量販店などで割引や還元に期待

 

 

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