アップル独自のモバイル通信モデム搭載のiPhone Air、16eで非対応のLTEの1.5GHz帯(Band 11/21)に対応、ドコモ利用者も少し安心
先日アップルから発表されたiPhone Airであるが、薄型の本体や低消費電力を実現するためか、iPhone 16e同様、モバイル通信周りはアップル独自の C1Xモデムが利用されている。
これはiPhone 16eの時は C1モデムであったので、進化している。
このC1モデムは、国内のLTEの1.5GHz帯(Band 11/21)に非対応であった。
・iPhone 16e、ドコモのLTEのBand 21(1.5GHz帯)に非対応か〜場所によって記載の有無が異なる
Band 11は、auブランドとソフトバンクブランド(どちらもMVNO回線含む)で利用されているが、ドコモが利用しているBand 21に関しては、auやソフトバンクより重要度はまだ高めだ(auやソフトバンクはBand 41と呼ばれるデータ通信専用の周波数もあるため)。
5Gが利用できないエリア、特に1.7GHz帯(Band 3)が利用できない東名阪以外のエリアにおいては、人が多く集まる場所での通信混雑の影響など、ないよりはあった方が良いだろう。また、Band 21がないと他の海外製の安いAndroidスマホと結局変わらないのもやや残念な点だ。
しかし、今回モデムが進化したおかげか、Band 11/21への対応が復活した。意外と早い復活だった(16e以外のiPhone 16や17シリーズは特に関係ない)。
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なお、Airに関しては日本専用モデルとなる。
既にメディアでも対応と書かれている記事もある。アップルの周波数周りの対応状況の一覧は記載場所によって異なる場合があり、今ひとつ信用できない部分もあるので、興味のある人は自分の目でしっかり確認した方が良いだろう(アップルストアアプリでは今でも16eでBand 11/21対応の記載が見られるが本体のモデル番号が日本で売られる番号と異なっているので誤り)。
現在では5Gや5G SAの普及もあるので、5Gに接続さえしてしまえば、LTEのプラチナでもない周波数が1つ足りないくらいで不安になるのもどうかという考えもあるかと思うが、懸念点が減ったのは良いのではないだろうか(Air自体実際の電池持ちや発熱がどうなのかという面もあるが)。
なお、17シリーズ/AirからはiPhoneでもeSIM専用となっており、SIMカードは使えないので注意したい。
アップルの公式サイトや実店舗以外でも、SIMフリーモデルも販売される。
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今回はeSIM専用となっており、ahamo、au、ソフトバンク、IIJmio、楽天モバイル、ワイモバイル、UQモバイル、mineo(ソフトバンク以外)、イオンモバイル(auのみ)、nuroモバイル(ドコモ回線のみ)などで利用できる。デュアルSIMで利用できる。
各社、SIMのみ契約で還元が行われている場合もあるのでチェックしてみると良いだろう。
最新情報や料金プランや端末ラインナップについても以下を参照。
・Y!mobileオンラインストア ※各種キャンペーンも実施。シンプル2 M/Lのデータ容量も増量
・IIJmio ※セールも開催中。大容量プランが登場、料金割引やデータ増量キャンペーンもあり。家族割も開始。こちら
・ahamo ※iPhone 16も販売。10月から料金そのままで30GBに増量。こちら。SIM契約でもポイント還元。こちら
・楽天モバイル公式サイト ※初めて申し込みでポイント還元などあり。こちら
・UQ mobile ※新料金プラン開始。こちら。1,000万契約キャンペーンやSIMのみ契約で還元もあり
・イオンモバイル ※一部料金プランが値下げと大容量プラン追加。WAONポイント還元。紹介キャンペーンも。こちら
・格安スマホはmineo ※料金割引キャンペーンやeSIM初期手数料も無料。こちら