IIJmioで1GBで月額495円から利用できるeSIMプラン「データプラン ゼロ」〜iPhone 12シリーズにも対応
格安SIMサービスを提供するIIJmioにおいて、2020年3月からeSIMで「データプランゼロ」が提供されている。
※2/4(木)から初期費用1円キャンペーン実施中※6月も実施、8/31(火)まで
eSIMは最新のiPhone 12シリーズ含むiPhoneやiPad、AndroidスマートフォンではGoogle Pixel 5/4aシリーズ/4(XL)、OPPO A73でも利用できるようになっており、ここ最近対応機種が増えつつあるのでこの機会に改めて紹介しておきたい。
eSIMとは何かという説明になるが、まず、現在の主流はカード型のSIMカードと呼ばれるものが、スマートフォン等の通信できるデバイスに入っており、簡単に言うと、これで携帯電話会社との通信が可能になる。
携帯電話ショップや家電量販店で機種変更等するとSIMカードの入れ替えは担当スタッフが行ってくれる場合が多いので、あまり意識した事がない人もいるだろう。
スマートフォン本体の側面に引出しトレイがあり(一部機種はピンを使って取り出す)、中に以下のようなカードが入っているはずだ。これがSIMカードである。
結構小さく、トレイに収めるには向きに注意する必要がある。トレイを閉まう際にも落ちないように注意する必要がある。
これがeSIMだと、イメージとして本体にSIMカードが内蔵されている事になるので、SIMカードを挿すという作業が不要になる。
さらにeSIMに対応している機種は、多くが通常のSIMカードが入るタイプにも対応しているため、いわゆるデュアルSIM対応となる。
要はSIMカードが2つ利用できるので、2社の通話・通信が利用できる。
これにより、組み合わせの例として、
・SIMカード:通話かけ放題プラン
・eSIM:データ通信専用プラン
という使い分けができる。大手キャリアのデータ大容量プラン+通話かけ放題プランに入るより、毎月の料金が安く抑えられるケースがある。
IIJmioが提供しているeSIMの「データプランゼロ」は上記の組み合わせの2番目で利用できるプランとなる。
具体的には大手キャリアでそこまで大容量のプランは必要ない場合や、段階制のデータプランで使いすぎを抑えたい場合(一定容量までストップが掛からず、1GB毎に1,100円程高くなる)、大手キャリアの回線のデータプランは最小容量で抑えて、2回線目としてeSIMでIIJmioの「データプランゼロ」でデータ通信を行うという使い方だ(設定で優先するデータ通信を選択できる)。
「データプランゼロ」の料金であるが、月額料金は165円となる。これはサービスの維持の料金になるため、データ通信を利用するには、データ量を追加する必要がある。
1GB追加は330円だ。毎月1GBまでなら月額495円で利用できるという事になる。最大10GBまで追加できるが、1GB単位の追加となり、495円/GBとなる。
初期費用含めた月額料金は以下。
・初期費用:3,300円
・SIM発行手数料:220円
・月額料金(サービス維持):165円/月
・最初の1GB追加:330円
・2GB以降追加(1GB単位で10GBまで):495円
・プロファイル再発行手数料:0円
1/12(火)までは初期費用が1円になるキャンペーンが実施されている。
2/4(木)からも初期費用が1円キャンペーン実施
プロファイル再発行手数料は0円なので、新しくeSIM対応機種に機種変更した時も0円で利用機種で利用できる。
追加データ量の有効期限は、購入月末日までとなり、繰り越しはできない。
データ通信専用なので、通話はできない点も注意が必要だ。
さらに注意が必要なのは、データ通信はドコモの回線を利用するのだが、利用にはSIMロック解除が必要になる。例えばドコモで購入したiPhone 12だからといって、そのまま利用できる訳ではない。My docomoなどでSIMロック解除手続きを必ず行っておきたい。なお、SIMフリーとして購入した場合は問題ない。
現在、IIJmioでeSIMが利用できる機種は以下(※2020/1/1(金)時点)。
◆スマートフォン
iPhone 12 ※4 ※5
iPhone 12 Pro ※4 ※5
iPhone 12 Pro Max ※4 ※5
iPhone 12 mini ※4 ※5
iPhone SE(第2世代)※4
iPhone 11 ※4
iPhone 11 Pro ※4
iPhone 11 Pro Max ※4
iPhone XS ※1
iPhone XS Max ※1
iPhone XR ※1
OPPO A73
Google Pixel 5
Google Pixel 4a (5G)
Google Pixel 4a
Google Pixel 4
Google Pixel 4 XL
P40 Pro 5G
Rakuten Mini ※7
◆タブレット / ノートPC
iPad(第8世代)※1 ※3
iPad(第7世代)※1 ※3
iPad mini(第5世代)※1 ※3
iPad Air(第4世代)※1 ※3
iPad Air(第3世代)※1 ※3
11インチiPad Pro(第2世代)※1 ※3
11インチiPad Pro ※1 ※3
12.9インチiPad Pro(第4世代)※1 ※3
12.9インチiPad Pro(第3世代)※1 ※3
Surface Pro LTE Advanced ※2
Surface Pro X
ASUS TransBook Mini T103HAF-LTE ※6
ASUS TransBook Mini T103HAF-GR079LTE ※6
CF-LV9WTYQP
※1 iOS12.1以降。 ※2 Windows10 RS4以降。 ※3 Wi-Fi+Cellularモデル。 ※4 iOS13.0以降。
※5 iPhone 12シリーズに関する動作確認状況の詳細はこちら
※6 下記【ASUS TransBook Mini をご利用の方へ】をご確認ください。
※7 製造番号(IMEI)351676110356708以前の製品で動作確認を実施
ちなみに画面に表示される通信会社はドコモではなく「IIJ」と表示される。
大手キャリアとの使い分けと書いたが、通話できる回線契約がauの場合、IIJmioのeSIMはドコモ回線のため、auで通信障害があった際などのリスクヘッジにもなるだろう。
月額料金自体大手キャリアに比べてかなり安いので、eSIM対応機種を持っている人は初期費用が1円のキャンペーンが実施されている間に加入してみてはどうだろうか。
IIJmioではその他にも通常のSIMカードが利用できる料金プランももちろん用意されており、月額480円(音声プラン、2/3(水)まで)から利用できる従量制プランもラインナップされている。
eSIM対応機種がない人や今回紹介したeSIMと併用するのも良いかもしれない。
端末セットが大幅値引きも行われている。
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