ソニーのWF-1000XM3、アップデートでイヤホンでの音量調節が可能に〜しかし再生/外音操作機能などの割り当ては1つ犠牲に
ソニーは11/26(火)からWF-1000XM3においてアップデートを行っている。
内容は以下。
いくつか更新内容はあるのだが、注目はイヤホン本体からの音量調節だろうか。
自分も早速アップデートしてみた。なお、アップデートにはソニーの「Headphones」アプリが必要になる。Android/iOSどちらにも配信されている。
自分も早速アップデートみたところ、Headphonesアプリの「タッチセンサー機能を変更」の項目から「音量コントロール」の項目が追加されていた。
以下、タッチセンサー機能の割り当ての変更画面。
イヤホンでの音量の操作は、
・タップ:音量を上げる
・長押し:音量を下げる
片側のイヤホンで音量の上下操作を行うので、最初は操作方法に少し戸惑うかもしれない。
実際に音量操作を行ってみたところ、外音コントロール(ノイズキャンセリング/外音取り込みモード)の時のように、操作時に特にアナウンスや操作音が聞こえてくる訳ではないので、再生しているコンテンツの音量を聴きながら調節していく必要がある。
これまでスマートフォンなどのデバイスからでしか音量調節ができなかったので、今回のアップデートはとてもありがたいのだが、イヤホンのタッチセンサー機能への割り当てのため、音量コントロールを割り当ててしまうとこれまで割り当てていた機能を1つ犠牲にしなければならない。
自分の場合アップデート前までは、
・左側:再生コントロール(再生/一時停止、次の曲、前の曲など)
・右側:外音コントロール(ノイズキャンセリング/外音取り込みモード/クイックアテンションなど)
を割り当てていた。
その他、Googleアシスタントや今回のアップデートでAmazon Alexaにも対応しているので、どれか1つはイヤホンからの操作は使えなくなってしまう。
今の所自分は、
・左側:音量コントロール
・右側:外音コントロール
を割り当てている。
自分はradikoをよく使うので、あまり再生コントロールは必要としていない。ただ、音楽をよく聞く人はそうはいかないだろう。悩ましい所だ。あまり使わない機能はデバイスからの操作に割り振るしかなさそうだ。
できれば再生/音量/外音コントロールの3つはイヤホンでの操作だけで行えるようにしてもらいたいところだ。
今後のアップデートに期待したい。
アプリから充電ケースのバッテリー残量の確認も可能に
その他、上述したAmazon Alexaへの対応の他「Headphones」アプリで充電ケースのバッテリー残量表示にも対応した。
初めて表示した時は表示されないので「表示する」をタップして機能を有効にすると表示される。
残量表示は、イヤホンを最後に充電ケースからから取り出した時の値となる。
これまでWF-1000XM3が気になっていたが、音量操作がイヤホンでできないのがネックで購入に躊躇していた人は、購入に踏み切れるのではないだろうか。
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