ドコモ版P30 ProはHuaweiホームのドロワー(アプリ一覧アイコン有)を選択可能、Bluetoothテザリングもあり
先日ドコモから発表になった、今夏発売予定のHUAWEI P30 Pro HW-02Lだが、SIMフリーで販売されていたP20や海外版P20 Proでは利用可能できていて、先代のドコモ版P20 Proでは利用できなかった(当初は利用できなかった)機能がいくつか発売時から対応している。
ホーム画面のドロワー(アプリ一覧ボタンのアイコンがあるホーム画面)とBluetoothテザリングである。
ホーム画面に関しては発売当初、ドコモの純正ホーム画面である「docomo LIVE UX」(展示されているドコモのAndroidスマートフォンの初期設定では大体これが設定されており、一部で不評。アンインストールもできない)と、「Huaweiホーム」の標準タイプ(アプリ一覧アイコンがないのでホーム画面に全てのアプリが並ぶ。iPhoneのようなホーム画面)のみ搭載されていた。
海外版P20 ProやSIMフリーとして販売されたP20ではドロワータイプも搭載されていたが、ドコモ版では非搭載とされていた(正確には非搭載ではなく、ショートカットアプリを利用すれば裏技的に利用できた。その後、2019年1月のソフトウェア更新で正式対応したようだ)。
それが今回普通に選択できるようになっている事を確認した。なので、ホーム画面には必要なアプリだけ配置し、たまに利用するアプリはアプリ一覧アイコンから探せるようになる。
別にAndroidはカスタマイズできるから他のホームアプリを使うのでどうでも良いと思う人もいるだろうが、そこまでこだわりがない、最初から用意されたものの中から使いたいという人には選択肢が増えて良いのではないだろうか。
次にBluetoothテザリングへの対応だ。大体どのスマートフォンでも対応しているのだが、ドコモ版P20 Proの時は非対応であった。利用した記憶がほとんどないが以前持っていたSIMフリーのP20でも搭載されていたと思う。
P20 Proの時はスマートフォンとしてはドコモに久し振りの参入だったためか、検証に万全を期するために省いたのだろうか。
一般的にWi-Fiでのテザリングより通信速度は落ちるが、バッテリー消費は少ないと言われている。
「Wi-Fiブリッジ」はWi-Fi接続時に他の機種にも現在接続しているWi-Fiを共有できる(ドコモ版P20 Proでも搭載)。画面ではWi-Fi接続ではないので選択できない状態となっている
また、カタログも既に置いてあった。しかし読み応えはあまりない。発売が近付いたら新しいカタログでも出るのだろうか。
付属品の記載がなかった。急速充電アダプタはP20 Pro同様付属しないのだろうか
発売は今夏とやや曖昧だが、既に機種代金は案内されており、総額で89,424円となっている。
夏モデルのハイエンドモデルとしては安い方である。
興味のある人は既に実機が展示されているので、触ってみる事をお勧めする。
4つのカメラを搭載し、最大50倍ズームは圧巻である(流石に手ブレするが)。