【注意】iOS 16でiPhone 7/6/SE(第1世代)は対象外、iPhone X/8は一部機能が制限〜機種変更の検討も

アップルがこの秋提供予定のiOS 16では、今でも使っている人が多いのではないかと思われるiPhone 7/7 Plusなどが対象外となっている。

対象外機種は以下。

・iPhone 7/7 Plus
・iPhone 6s/6s Plus
・iPhone SE(第1世代)

iPhone 7シリーズは、iPhoneで初めてFeliCaを搭載したモデルとなっており、モバイルSuicaを利用できるようになった(後発で登場したモバイルPASMOは利用できなかった)。
カラーも光沢仕上げのジェットブラックが用意されており、当時32GB/128GB/256GBから選択できる容量において、128GB以上からしか選べなかった(後に後継機登場に伴うラインナップ変更で32GBでも選択可能になった)。

iPhone 7 Plusは初めてiPhoneでデュアルカメラを搭載した。

中にはiPhone 7でも何も困っていないという人もいるだろう。今でも使っている人はいるのではないだろうか。
とはいえ、発売が2016年なので、今回残念ながら対象外となってしまった。

iPhone 6sは今でも多くのiPhoneで採用されている1200万画素カメラを初めて搭載した。そして、今はなき3D Touchも初めて搭載した。

iPhone SE(第1世代)は今でも一部において、根強い人気を誇るコンパクトモデルで、iPhone 5s/5のデザインを踏襲している。

対応するものの一部機能非対応の機種も

また、iOS 16には対応するものの、提供される機能全てが利用できる訳ではない機種もある。
該当機種は以下。

・iPhone 8/8 Plus
・iPhone X

いずれも2017年に発売されたモデルで、iPhone 8シリーズは背面が7のアルミからガラスに変更され、ワイヤレス充電にも対応した。
iPhone SE(第2世代)/(第3世代)でも同様のデザインとなっており、歴代iPhoneでも息の長いモデルとなっている。
iPhone 7以上に利用している人が多いのではないだろうか。

iPhone Xはこれまで続いてきたホームボタン搭載モデルから大幅に刷新され、本体前面に画面が目一杯広がったデザインとなり、現在のiPhoneの主流のデザインの初号機となる。

どちらもA11チップを搭載する。

こちらもまだまだ利用できそうであるが、5年前の機種となる。

iPhone X/8世代が一部機能を利用できない理由としては、AI関連が弱いとされている。
後継のiPhone XS/XRで搭載するA12チップではニューラルエンジンの大幅強化がされたので、その辺りも絡んでいると思われる。
X/8でもニューラルエンジン自体は搭載されているが、iOS 16で利用する機能の一部ではまかないきれないのだろう。

上記の機種を利用している人で、iOSの機能をフルに体験したいのであれば、そろそろ機種変更を検討してみてはどうだろうか。