SIMフリー版第2世代iPhone SEを買いました〜使ってみての感想とiPhone XRから変えた理由も紹介
以前から紹介しているが、4/17(金)から予約注文が開始され、4/24(金)に発売になったSIMフリー版の第2世代iPhone SEが自分の所にも発売日に到着しており、メイン回線で利用している。
これまでメインで使っている回線には、ドコモで購入したiPhone XRを使っていたが、今回のiPhone SEに変える事にした。
これまでiPhone XRを使ってきたのだが、使い続けてきた感想で1番思うのは、やはり大きく重いという事だ。
買う前から分かる事ではあるのだが、当時はiPhone 7をメイン回線で使っており、バッテリー容量も増え、メモリも2GBから3GBに増え、デザインもこれからのiPhoneでは標準になるFace IDを搭載し、画面が筐体まで広がるものに早く統一しておいた方が良いと思っていた(当時はiPhone XS Maxも持っていた)。
iPhone 7では純正のバッテリーケースも使っていたが、重い、厚みがある、バッテリーは本体から使われるので、常に本体に給電状態になるため、本体への負担が大きい感じがして使いたくなくなったというのもある(純正バッテリー装着時のバッテリーの使われ方は然るべき場所で確認して欲しい)。
iPhone XRにした事で、ポケモンGOで遊ぶ際は、バッテリー容量やメモリの増量の恩恵か、他のアプリから戻ってきたときも再起動する事が減ったのはメリットであった。
しかし、日常使いでメリットよりもデメリットを感じるようになってきた。前述のサイズ感と重量だ。
かと言って、多少サイズの小さくなる5.8インチiPhone XSや11 Proなどを使うという考えもあるのだろうが、これらのラインは毎年買い替えるので、データ移行などの面倒さもあり、個人的にはあまりメイン回線で使いたくはないという事情もある。
そこへ来て、iPhone 8の外観をベースにしたiPhone SEの登場だ。新型コロナウィルスの件もあり、マスクでは認証し辛いFace IDより指紋認証のTouch IDの方が解除が楽である(Face IDはiOS 13.5では多少改善)。
ただ、アップルによると指紋認証のTouch IDより顔認証のFace ID方がセキュリティが強固だという。
とはいえ、今回のiPhone SEは外観は8そのままだが中身はかなり強化されている。
A13プロセッサ、ギガビット級LTE、eSIM、Wi-Fi 6搭載、高速充電対応、個人的には1番安いiPad同様削られると思っていたワイヤレス充電やTrue Toneまで搭載されている。メモリも非公表ながら3GBと言われている。
中身の性能でiPhone XRより劣る部分は少なくなっている。
iPhone SEは第1世代の時もそうであったが、外観はその時よく出回っているモデルの使い回しではあるが、中身はその時出ているiPhoneと同等の部分もある。今回の場合はiPhone 11である。
勘違いしてはいけないのは、詳しい人には当たり前の事だが、今回のiPhone SEはiPhone 11の後に出たからと言ってiPhone 11より高性能という訳ではない。
また、後継機でもない。別ラインのモデルとなる。キャリアでも5/11(月)から発売したが、元々の機種代金がこれまでのiPhoneに比べて抑えられているため。3Gケータイなどからの機種変更やMNPでいずれ安く売られるのではないかと思う。
既にドコモでは一部家電量販店で実施されている。
・ヨドバシ/ヤマダでドコモのiPhone SE(第2世代)の64GBがFOMAからの機種変更と3GからのMNPで早くも一括0円(1円)を確認
第1世代iPhone SEは4インチだったが、日本では通勤電車で片手利用するニーズもありそうだが、これは流石に今作ってもほんの一部しか売れないのではないかと思う。
第1世代iPhoneの本体サイズそのままに画面を一杯にまで広げてくれるだけで良いという人も一部いるかと思うが、新規で筐体を設計製造する必要があるので、7〜8万円辺りになってしまいそうな気もする。
それでも小型のiPhoneが欲しいと思う人が多いだろうか。
理想の形に近いと思われるシャープのAQUOS R2 compactが出ていた事をご存知だろうか。Androidという事や販路がソフトバンクとSIMフリーだけという事を差し引いても、然程話題にならなかったという印象だ。
今回の第2世代iPhone SEを使用してみて感想としては、iPhone 6から続く4.7インチのiPhoneであり、今更語る事は少ないが、この時期Touch IDの方が解除が楽、何よりiPhone XRより本体サイズが小さく軽くなったので持ちやすい、取り出しやすい。
ただし重量に関しては148gと、過去の4.7インチiPhoneの中で一番重い(iPhone 8と同等)。
最初のiPhone 6は130g以下であった事を考えると、部品は過去モデルの流用もあるのだろうが、もう少し何とかならなかったのだろうか、残念な部分である。
ここ数年のiPhoneは画面サイズの割に重量は重いという印象なので。個人的には軽量化にも力を入れて欲しいと思っている。
デザインに関しては流用の部分があるので、そうしないと安くならないのだろうが、基本的には2014年のiPhone 6からほぼ同じだ。
近年のノッチがあり、画面が筐体一杯にまで広がるデザインでないのは、古臭いという意見もあるだろう。一方で使い慣れた4.7インチiPhoneからだと馴染みがあり、安心感があるという人もいるのではないだろうか。
バッテリーに関してはiPhone XRよりは流石に減りが速くなった印象だ。外出時は容量の少ない軽めのモバイルバッテリーでもあれば安心だろうか。
ただ、バッテリー容量が少ないという事は充電も早いという事になる。
iPhone SE自体は高速充電対応ではあるが、付属品のアダプタでは対応しない。
なので、純正の18WアダプタやMacBook Airなどに付属の30WのUSB-Cアダプタ(または他社製)と、USB-C – Lightningケーブルが必要になる。持っている人は別に良いのだが、こちらも普通に定価やアップル純正品で揃えると4,000円以上はすると思われる。
今回のiPhone SEはとうとうSIMフリー版が、ビックカメラとヨドバシカメラにおいて、取り扱い店舗拡大、ネットショップからの自宅配送も可能になった。これまで限定的に一部店舗で、一部の旧モデルが販売などはあったが、iPhone SEでは発売日から購入できるようになった。
新型コロナの影響か、それとも販売箇所を増やしたいアップルの意向があったのだろうか。
個人的にはそれなりに満足しているので、iPhoneを使いたいが、大きな画面で写真や動画を見たり、ゲームなどはしない、10万円近くするiPhoneは買えない、または要らない、Androidをメインで利用しているが、iPhoneも1台持っておきたいという人は検討してみても良いのではないだろうか。
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