【さようなら】ドコモの新料金発表に伴いOCNモバイルONEが6/26(月)で新規受付終了に【ありがとう】

先日ドコモから発表された新料金プランの登場に伴い、これまでドコモのMVNOとして提供されていたOCNモバイルONEが、6/26(月)をもって新規受付終了となる事が案内された。

「OCN モバイル ONE」「OCN 光」等の新規お申込み受付終了について|NTTレゾナント

NTTドコモとの合併に伴う、サービス提供事業者の変更およびサービスの継続について

平素より、OCNをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
OCN モバイル ONEは2023年6月26日(月)をもちまして、新規お申し込みおよびSIMカードの追加お申し込みの受付を終了します。

現在ご利用のお客さまは、継続してサービスをご利用いただけます。

OCNモバイルONE

 

7月でNTTドコモと合併するとの事だ。ドコモからは先日新料金プランが発表された。

現在利用中の契約者は7月以降もサービスは利用できるため、すぐにドコモの料金プランに変更されるなどはない。
しかし数年後はどうなるかは分からないので、もしものために移動先もある程度検討しておいた方が良いかもしれない。

 

自分も現在2回線契約している。

十数年程前にいわゆる格安SIMと呼ばれるものが台頭してきた際に、3,000円程でOCNモバイルONEのSIMパッケージを購入したのが自分のMVNO利用の最初の経験だった気がする。

当時は3GB月額1,600円コースなどもあったが、当時では珍しい日額コースで1日70MBだか110MBだか使えるコースに入っていた気がする(途中で容量が増えた記憶がある)。
当時はデータSIMしかなく、遅れて音声プランが登場した(音声プランだと料金が少し高かった)。




端末とセットで購入も可能になったが、端末購入と回線契約は別々のサイトだったのが不思議だった(端末はSIM通とかいう所だった気がする。回線契約はOCNモバイルONE)。

当時はセール端末でもデータSIMで購入できた。今はなきファーウェイのMate 10 Proを5万円台で購入した記憶がある。

 

その後、goo Simsellerという名前になり、端末がセットで異様に安いセールとして名を馳せていったように思える。
楽天市場やYahoo!ショッピングでも展開されていた。

この頃の端末セールが一番値引きも過激だったように思える。
新機種も発売記念特価と銘打ってしばらく安かった。

 

2019年には料金プランリニューアルもあり、最低利用期間も期間内の解除料も0円や音声1GBプランも1,000円ちょっとで利用できるようになった。

同年には割引の規制(回線とセット契約では22,000円以下)もあり、100万を超える契約者を抱えていたOCNモバイルONEも例外ではなくなっていく。

店頭でも派手な割引もあったが、大人しくなっていった印象がある。

 

2021年には料金値下げも行われ、1GBの音声プランが月額770円で利用できるようになった。
同年秋にはドコモのエコノミーMVNOとなり、550MBで月額550円のプランも登場した。

また、ドコモがOCNモバイルONEの運営元のNTTコミュニケーションズの子会社化を決定した年でもあった。

 

2022年2月からは5Gも利用可能になった。




6月にはこれまで、バッテリーの減りが速い原因とされていたグローバルIPからプライベートIPへの変更も可能になった。
これは嬉しかった人も多いのではないだろうか。

 

そして、7月にOCNモバイルONEの運営元のNTTコミュニケーションズがドコモに吸収されて、運営がNTTレゾナントとなった。
この時にはさらに端末セールがしょぼくなり、端末ラインナップも少ない時があった。

そして遂に新規受付終了の運びとなった。

 

ドコモの新料金プランのirumoでは似たような構成のプランではあるが、セット割引が使えないと割高になったり、一部プランで5Gが使えなかったり、通信速度が制限されていたり、通話料金も改悪してしまった。

今後の改善を望みたいが厳しいかもしれない。

 

時系列は少々怪しい部分は多めに見て頂きたいが、個人的にもMVNOの世界の入り口となったOCNモバイルONEには色々思い出もあり、残念でならない。

 

 

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