ソフトバンク版Xperia 1 Ⅲが7/9(金)に発売、機種代金は18万円超、対応周波数も公開されているが他社での利用はやや厳し目か
ソフトバンクは、7月以降発売に延期されていたXperia 1 Ⅲを7/9(金)に発売する事を発表した。
・“ソフトバンク”、世界初の可変式望遠レンズと 4K 120HzのHDR対応有機ELディスプレーを搭載した スマートフォン「Xperia 1 III」を7月9日に発売|ソフトバンク
カラーはフロストブラックとフロストパープルの2色。5Gのミリ波にも対応する。
予約は機種代金は7/1(木)から開始される。
機種代金はソフトバンクのホームページではまだ案内されていないが、以下の記事では価格は188,640円となるようだ。
・ソフトバンク、「Xperia 1 III」を7月9日発売|ケータイWatch
ドコモの154,440円より34,000円程高い。ソフトバンクではiPhoneも他社よりも高めに価格が設定されているが、今回もその傾向にあるようだ。
しかし、これは一括払いなど全額払う場合であり、48回払いで機種回収が条件のトクするサポート+を利用するれば実質価格は最安半額になる。
価格は18万8640円。48回払いで将来対象機種の購入と端末返却により残債が免除される購入プログラム「トクするサポート+」を利用すれば実質9万4320円となる。
同じく発売のライカ全面監修のLeitz Phone 1より高く、折りたたみのrazr 5Gに次ぐ価格となっている。
Xperiaは企画系の端末ではないがとても高い
キャリアで機種購入する場合は一括払いは少数派だと聞く。ほとんどが分割払いだ(たまに購入時に分割前提で手続きを進めてこようとする店員がいるが自分は一括払いしかした事がない)。
各社で用意されているこの返却必須系のプログラムはどの程度利用者がいるのかは不明だが、それを見越しての価格設定なのだろうか。
ドコモでも同様に36回払いでおかえしプログラムが用意されており、利用時の実質価格は、
・102,960円〜
となり、逆転現象が起こる。
機種回収が必須となるが、今回のXperiaは欲しいが価格が高すぎると感じたら、これらのサービスの検討もしてみてはどうだろうか。
現在対象者限定で1年間通信料金最大13,200円割引クーポンも利用できる。
詳細は以下。新規契約、MNPで利用できる。
そして、既に対応周波数の案内もされている。以下、対応周波数。
・Xperia 1 Ⅲ搭載周波数帯一覧|ソフトバンク ※PDFファイル
5Gはミリ波対応だが、ドコモが利用するSub6のn79には非対応、4Gはドコモやauが利用するプラチナバンドに非対応となっている。もちろん他社でも使えないという事はないが、快適に利用できるとは少々言い難い。
なので、大人しくワイモバイルやソフトバンク回線のMVNOで利用するのが良さそうだ。
ソフトバンクでは端末のみ購入も理屈の上では可能となっている。ただ。ドコモの方が安い、まだ未発表のauも恐らくソフトバンクより安くなるだろう。さらにこちらも恐らく登場するであろうSIMフリー版も、これまでの傾向からauとソフトバンク版の中間くらいの価格に落ち着くような気もするので、価格的には他社で購入した方が良い気もする。
ソフトバンクでは本体にキャリアのロゴなどがないので、そこに強いこだわりがあるのであれば、恐らく最安になるであろうドコモ版より3万円追加してでもソフトバンクで購入してみてはどうだろうか(個人的にはそこまで気にする程のものかとも思ってしまうが)。
端末だけ購入した人は、ahamo、サブブランド、楽天モバイル、MVNO各社で利用するのも良いのではないだろうか。
MVNOは4月から料金が値下げしているところもある。さらに一部では5Gにも対応している。
対応周波数はしっかり確認しておきたい。
・【要エントリー】ahamoにSIMのみMNPでdポイント7,000ポイントプレゼント〜8/15(日)まで
・Y!mobileオンラインストア ※MNPで最大7,000円分PayPayボーナス。こちら
・UQモバイル ※SIMのみMNPで10,000円キャッシュバック
・楽天モバイル ※SIMのみMNPで20,000ポイント還元。こちら
・【4/1(木)〜】MVNO数社(OCNモバイルONE/IIJmio/イオンモバイル/BIGLOBEモバイル/nuroモバイル)で新料金プラン開始〜端末セットセールのMVNOも
上にはないがmineoでも5Gが利用できる。