ドコモのXperia XZ2 Premium SO-04Kの実機が展示されている事を確認

先日、ドコモのXperia XZ2 Premium SO-04Kの実機が展示されている事を確認した。
売りであるカメラ機能の画質や動画については詳しい人に譲るが、少し触ってきたのでレポートしたい。
なお、ドコモ端末なので、設定にはロックが掛かっており細かな設定メニューは確認できなかった。今後出るau版も同じだと思われる。
ソニーストアの展示なら設定ロックは掛かっていないがデータ通信ができない場合があったりする。

まず、本体のサイズ感だが、背面に大きな盗難防止装置のようなものがくっ付いていたため、残念ながら重さや重心に関して普段使いの感覚が参考にできなかった。
盗難防止装置はソニーストアなら比較的小さいサイズのものとなっているはずなので、より普段使いに近い感覚を得られると思う。
ちなみに縦の長さはXZ Premiumとほとんど変わらなかった。

ソフトウェア部分に関しては既に発売されているXZ2/XZ2 Compactとほとんど変わらないため、目新しさはなかった。
自分が少し気になっていたのは画面縮小モードである。これはXZ2シリーズでも画面が18:9の機種だけしか対応していないのではないかと思ったりもしたが、本機でも対応していた。本体サイズがサイズなだけに重宝するのではないだろうか。

ナビゲーションバーの部分を画面を寄せたい方向にスワイプすれば画面が縮小するのは、既に発売されているXZ2/XZ2 Compactと同じだ。もちろん画面サイズもある程度拡大縮小も可能で、縦方向への移動も可能となっている。画面縮小モードの正式名称は「片手モード」であり、設定からオフにすることもできる。


画面サイズを調整して縦方向へも移動でき、その時の本体の持ち方にによって使いやすい位置を変えられるようになっているのは嬉しい

Xperiaホームのアイコンのグリッドは5×6が最高のようだ。5×6の表示はXZ Premiumの時は画面外に隠れていたので分かりにくかったが、今回は画面内に収まっていたので見つけやすいだろう。

ホーム画面の空いている部分を長押しして表示されるメニューはこれまで通り


アプリアイコンの表示サイズの大小切り替えの設定なども引き続き搭載されている

4Kディスプレイに関しては十分綺麗で、レスポンスも悪くない。


タスク画面。スモールアプリはもちろん無い。他社の様にもう少しマルチウインドウが使いやすくなるような工夫は欲しい所だ

画面サイズは5.8インチと大きめだが、画面比率が18:9ではなく16:9なのでマルチウインドウはあまり使いやすく感じないだろう。縦に長い4K+の様なディスプレイはまだなかったのだろうか。


マルチ画面は18:9画面の方が使いやすそうだ

1点気付いたのが、YouTubeアプリで2160p60 HDR、いわゆる4K解像度で60フレームのHDR動画の再生に対応していた所だ。まだ発売前の機種なのでたまたま表示されているだけで、発売後は変更になるのだろうか。
XZ Premiumでも一時期2160p60 HDRの再生に対応していたのだが、ある時からHDR再生は1080p60までしか再生できなくなってしまった(HDRでない場合は2160p60再生に対応)。ここはチップセットの進化によるものなのだろうか。


発売日以降もこの画質設定が残っているのだろうか

カメラ部分に関してだが、Xperia初のデュアルカメラとなる。
設定メニューにはデュアルカメラ設定があり、オートにするかオフにするかの設定が選べた。この様な設定はP20や過去のデュアルカメラ対応のiPhoneにはなかったので少し驚いた。


動画撮影でもデュアルカメラの設定のオート/オフの設定を選択できた

また、XZ Premiumではソフトウェア更新で追加されたレンズ補正の設定も引き続き選択できる。


画質優先か歪み補正優先かを選択できる

最後に撮影サンプル。撮影設定は特に気にせず撮ったので参考程度に見てもらいたい。
また、盗難防止装置を付けるのに本体背面に透明なシートが貼り付けられていたが、それがデュアルカメラの下のカメラに一部被っていたことも付け加えておきたい。あくまで参考程度に載せておく。

そろそろ各地の家電量販店やドコモショップやソニーストアでも展示が始まると思われる。じっくり触るのであればソニーストアをお勧めしたい。
設定にロックも掛かっておらず、気になる部分はかなり確認できるだろう。

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