eSIM対応のSIMフリー版Xperia 10 Ⅲ Liteが8/27(金)発売、楽天/OCN/IIJ/nuro/mineoから販売、キャンペーンも〜ストレージ半減/対応バンドもLite仕様に

ソニーはeSIMに対応したSIMフリー版Xperia 10 Ⅲ Lite(XQ-BT44)を8/27(金)から発売する。

販売されるキャリアは、

・楽天モバイル

・OCNモバイルONE

・IIJmio

・nuro mobile

・mineo

の5社となる。

カラーはブラック、ホワイト、ブルー、ピンクの4色が用意されている。
楽天モバイルは4色取り扱うが、その他MVNOではブラックとホワイトのみとなる。

価格は、販売先によって異なるが、4万円台となる。

特徴はXperia初のeSIM搭載となる。デュアルSIM仕様となり5Gも利用できるが、5Gに対応したSIMを同時に2つ使用する場合、モバイルデータ通信に使用するSIMとして指定したSIMのみ5Gの利用が可能となる。

しかし、Liteという名称のためか、ストレージは既に発売されているXperia 10 Ⅲの128GBより半分の64GBとなっている。

また、5G/LTE/3Gの対応周波数(バンド)は以下(GSMも対応だが省略)。

5G	n77, n78
LTE	Band 1, 3, 4, 12, 18, 19, 38, 41
3G	Band 1, 4

気になるのが、5Gではドコモが使用するn79非対応、LTEではソフトバンクのプラチナバンドであるBand 8(900MHz帯)非対応となっている点だ。なので、ソフトバンク/ワイモバイルのSIM、それらのMVNOでは使いにくいので注意が必要だ。
700MHz帯域で大手3キャリアが利用しているBand 28にも非対応だ。

LTEに関しては前モデルのXperia 10 Ⅱより少なくなっている。記載が誤りであった場合、また修正して紹介したい。
10 Ⅱの対応周波数(バンド)は以下(GSMは省略)。

LTE：Band 1, 3, 4, 5, 8, 12, 18, 19, 21, 28, 38, 39, 41
3G：Band 1, 4, 5, 6, 8, 19
・Xperia 10 Ⅱ 主な仕様｜ソニー

ドコモのバンド21にも対応していたが、10 Ⅲでは非対応となった。東名阪以外のエリアでは対応していた方が通信高速化に寄与すると言われている。
ドコモの場合、LTEだとバンド1/3/19で利用できるが、Band 3は東名阪エリアのみなので、それ以外のエリアでは1/19のみとなってしまう。これでは海外製のSIMフリースマホとあまり変わらない。

妙にケチってきた印象もあるが、SIMフリーとは別に各キャリアで快適な通信が保証されるものではない。SIMカードが受け付ければ良いのだ。バンドの数は関係ない。

5Gも最近紹介したPixel 5a(5G)やZenfone 8同様、ドコモのn79には非対応だ。これまで販売されていたSIMフリーのXperia 1 Ⅱや5 Ⅱでは対応されていた。

・ソニーストアでSIMフリー版Xperia 1 Ⅱのホワイトとパープルが入荷終了でフロストブラックのみ販売に、ご愛顧特典で最大5,000円オフに

・SIMフリー版Xperia 5 Ⅱが108,900円に値下げ、ソニーストアでは5,000円オフクーポンも利用可能

eSIMは楽天モバイルとIIJmioで利用できる。両社とも5Gにも対応している。興味のある人は発売セールもあると思うので、8/27(金)より購入してみてはどうだろうか。共通のキャンペーンと各社独自のキャンペーンを行われている場合もある。

まず各社の発売日と機種代金とキャンペーン内容。

・楽天モバイル

8/27(金)発売。機種代金46,800円。初めて申し込みで20,000ポイント還元で実質26,800円。純正カバーも同時購入で抽選で最大6,000ポイント還元も。

・OCNモバイルONE

8/27(金)発売。9/10(金)までは発売記念特価で一括24,000円

・IIJmio

8/27(金)発売。機種代金46,800円。8/31(火)まではMNPで一括29,980円。初期費用1円。