【4/20(木)〜】au/UQモバイル/povo2.0の事務手数料が3,850円に値上げ〜povoは条件付きで有料に
KDDIは4/20(木)よりau、UQモバイル、povo2.0の事務手数料を値上げした。
以前より案内があったが、この度、その日が来たため値上げとなった。
4/20(木)にはGalaxy S23/S23 Ultraが発売になっているが、それに合わせたものなのだろうか(事前予約していれば問題ないのかもしれないが)。
値上げの理由として「サービスの多様化やご説明事項の増加などへの対応にあたり、これまで事務手数料を据え置いてきましたが、このたび、お手続きに係る各種費用を踏まえ、事務手数料を以下のとおり改定します。」と案内している。
本当は値上げしたかったけど、今まであえてしなかったんですよという感じにも聞こえる。少々都合の良い言い方な気がしてならない。
以下、改定内容を抜粋。
■改定内容
1. au/UQ mobile
お手続き内容 事務手数料 改定前 改定後 新規契約 3,000円 (税込3,300円) 3,500円 (税込3,850円) 機種変更 3,000円 (税込3,300円)/
2,000円 (税込2,200円) (注1)
SIMカードの再発行・eSIMからの切替 3,000円 (税込3,300円)/
2,000円 (税込2,200円) (注1)
eSIMの再発行・SIMカードからの切替 ( 注2)
3,000円 (税込3,300円)/
2,000円 (税込2,200円) (注1)
電話番号の変更 ( 注3)
2,000円 (税込2,200円) 一時休止 ( 注3)
2,000円 (税込2,200円) 譲渡 ( 注3)
2,700円 (税込2,970円) 2. povo
お手続き内容 事務手数料 改定前 改定後 新規契約 3,000円 (税込3,300円) 3,500円 (税込3,850円) SIMカードの再発行・eSIMからの切替 2,000円 (税込2,200円) ※当面無料
3,500円 (税込3,850円) ※povo2.0は当面無料
■改定日
2023年4月20日
注1)通信方式の変更を伴わない場合の手数料です。UQ mobileのくりこしプラン+5G以外の料金プランをご利用の場合、SIMカードの再発行は3,000円 (税込3,300円) です。
注2)My auおよびMy UQ mobileでのお手続きかつ通信方式の変更を伴わない場合を除きます。
注3)UQ mobileでは受け付けていないお手続きです。
本改定に伴い、改定以前のお申し込み分で改定後にお手続きが完了した場合、改定後の手数料を一旦ご請求させていただき、改定前の手数料との差額を翌月以降に精算させていただくことがあります。
表記の金額は、特に記載のある場合を除き全て税抜きです。
これまで新規やMNPや通信方式の変更を伴う機種変更以外だと2,200円で済む場合もあったが、変更後は一律3,850円となった。
povoに関しては、「過去1年以内に同一名義でpovo2.0を累計5回線以上お申し込みされたことのあるお客さまのみ」対象となり、SIMカードの再発行・eSIMからの切替は当面無料となっている。
多くの人にとっては今回の値上げはほとんど関係ないだろう。
auとUQモバイルも、SIMカードの再発行・eSIMからの切替に関しては、My auおよびMy UQ mobileでの手続きかつ通信方式の変更を伴わない場合は無料となる。
auとUQモバイルは、ドコモやソフトバンクとは違い、オンラインショップでも何故か手数料が発生する不思議な状況となっている。
事務手数料に関しては昔から存在しているが、個人的にはこの金額は妥当であるのかは、いささか疑問が残る。取るにしてももう少し安くならないものなのだろうか。
ここ数年は店頭手続きにもタブレットなど使用していると思うので、かつてより業務の負担が減っているのではないかとは思うのだが。
しかしスマホ時代になり、業務の複雑化や、面倒な客やクレーマー相手で負担増で、裏では人の手がそれなりに掛かっているのだろうか。
とはいえ、auとUQモバイルはオンラインショップでも事務手数料を取ったり、最近ではauでピタットプランより値上げとなるミニプランを登場させるなど、政府の要請による料金値下げで利益が減った分や、2022年の通信障害で関係各所に掛かった補償費用などを取り戻そうとしているのではないかと思ってしまうのは考え過ぎであろうか。
今回の値上げでauを契約しないという動きが出る事は流石にないとは思うが、他社が追随しそうな気がしないでもないのは気掛かりだ。