auのAQUOS R3の4G対応周波数はドコモやソフトバンクの周波数の多くに対応〜ドコモでは1.5GHz帯(バンド21)以外に対応

先日購入したauのXperia 1のSIMロックを解除しようと思い、auのホームページで実装周波数帯一覧を見ていると、シャープのAQUOS R3 SHV44の4Gの対応周波数がAndroidにしては豊富であった事を確認した。

SIMロック解除が可能なau携帯電話などの実装周波数帯一覧|au

まず、auのAQUOS R3 SHV44の場合、auでの現時点での4Gの対応周波数帯は以下。

・700MHz帯域(バンド28)
・800MHz帯域(バンド18/26)
・1.5GHz帯域(バンド11)
・2.0GHz帯域(バンド1)
・3.5GHz帯域(バンド42)

上に記載はないが2.5GHz帯(バンド41)も、WiMAX 2+として対応している。1.7GHz帯域(バンド3)も将来的に利用できる予定となっている。

そして、SIMロック解除後に対応している4Gの対応周波数帯は以下。

・800MHz帯(バンド19)
・900MHz帯域(バンド8)
・1.7GHz帯域(バンド3)

ドコモやソフトバンクのプラチナバンド(バンド19/8)と、両社が対応している1.7GHz帯域(バンド3)に対応している。800MHz帯や1.5GHz帯などの表記では同じに見えても、利用するにはバンドの部分が一致していないといけない。

ドコモでの現時点での対応周波数帯を見ると以下のようになる。

・700MHz帯域(バンド28)

・800MHz帯域(バンド19)

・1.5GHz帯域(バンド21)

・1.7GHz帯域(バンド3)

・2.0GHz帯域(バンド1)

・3.5GHz帯域(バンド42)

AQUOS R3 SHV44は1.5GHz帯域(バンド21)以外は対応している。市販のSIMフリースマートフォンではバンドで言うと1/3/19が対応している事が多いため、対応状況は十分と言って良いだろう。1.5GHz帯域(バンド21)はドコモでは決してメインの周波数帯ではない(東名阪エリア以外では対応しているに越したことはないが)。

また、ソフトバンクの現時点での周波数帯は全対応となる(バンドで言うと1/3/8/11/28/42)。ここにはないが2.5GHz帯(バンド41)はAXGPとなるため、そちらの利用は不明だ(ソフトバンクのMVNO回線だと非対応の場合あり)。

ちなみに3G(W-CDMA)の場合は以下。

auの場合3Gは通信方式が異なるので関係ないが、ドコモとソフトバンクのプラチナバンド(800MHz帯/900MHz帯)と2GHz帯に対応しているので対応状況は問題ないと言えるだろう。

 

参考までにソニーモバイルのXperiaとアップルのiPhone/iPadの最近の製品の4G対応周波数帯は以下。

Xperiaは他社のプラチナバンドに対応していないため、SIMロック解除後の使い勝手は悪そうだ。一方iPhone/iPadは流石といったところだろう。1.5GHz帯は世界的に日本しか利用していないと言われているが、2016年のiPhone 7/7 Plusから対応している。一方、最新のiPad miniとiPad Airでは3.5GHz帯に対応していない。

3G(W-CDMA)に関しては、Xperaはプラチナバンドの対応はほぼないが、iPhone/iPadは問題なく対応している。

Androidの場合、AQUOSやXperiaも3キャリアで販売しているが、自社以外の対応周波数に関してはキャリアによってバラバラである。
対してiPhone/iPadは国内販売分に関しては1モデルとなっているため、ほぼ網羅しており、実際に他キャリアでの利用も問題ない。SIMフリー版でも対応周波数は変わらない。

1モデルのiPhone/iPadはともかく、Androidに関して注意が必要なのは、あくまで周波数が対応しているだけで、実際に利用できるかどうかはまた別の話となる。
上のリンク先でも『「◯」が付いている場合においてもau以外のネットワークで利用する場合については、端末の動作保証を行うものではありません。』と書かれている。使える場合が多いとは思うが一応意識はしておきたい。
特にiPhone以外の海外製端末については、対応していても利用できない場合も考えられる。
関連してキャリアアグリゲーションの組み合わせやVoLTE利用についても同様だ。

auで購入するが、将来的にSIMロック解除して他キャリアでの利用を考えている場合、AQUOS R3 SHV44は良い選択肢になるのではないだろうかと書きたいところだが、他キャリアでの利用までは決して動作保証はしていない点については意識しておきたい。

Twitterはこちら