【注意】SIMフリーのiPhone 11などでauのSIMカードを利用する場合はiPhone 7以前のSIMカード挿し替えでは利用不可〜再発行が必要に

※SIMフリーのiPhone 12シリーズの場合は以下参照

au、SIMフリー版 iPhone 12/12 Pro、Pixel 5では4G契約SIMは利用不可を案内、5G契約が必要〜SIMカードはお客さまセンターでの手続きなら交換不要に

iPhone 7やiPhone SE(第1世代)以前のSIMカードから5G対応のSIMカードへの変更はauショップでの交換手続きが必要となる。

 

※iPhone 12シリーズの場合、電話でSIM切り替えを行えるようにし、交換不要となるようだ。

KDDIは、ユーザーがApple Storeなどで購入したSIMフリーiPhone 12シリーズをauのSIMで使用する場合、SIMカードの切り替えは電話で対応できるよう調整していると明らかにした。この場合、SIMカードの交換は不要になる。

au、iPhone 12のSIM切り替えは電話で対応可能に|ケータイWatch

ただし、4G契約のまま利用できるかは不明。あれこれ不安になるのであれば、5G料金プランに加入する事をお勧めする。
割引などもある。また、その内政府の要請に答えた従来より安いプランも出てくるものと思われる。
切り替えで対応と言っても、後述するiPhone 7以前のSIMカードも同様の対応になるかは確認が必要だ。

 

【第2世代iPhone SEも同様の事象が発生するものとも思われる(4/16(木)追記)】

 

9/13(水)21時にとうとう予約が開始された、iPhone 11/11  Pro/11 Pro Maxだが、今年はモデル、容量、カラーによってはまだまだ9/20(金)の発売日に届くものもあり、割と余裕がありそうだ。

自分も少し調べてみたが、配送注文では発売日に受け取れなくても、アップルの直営店での直接受取を選択すると、まだまだ9/20(金)の発売日に受け取れる場合もある。

昨年の高価格路線が祟ったのか、それともまだまだアップルでのSIMフリー購入が一部の層にしか浸透していない結果なのだろうか(MVNOでも端末とSIMセット購入が多いとも聞く。単にセール機種目当ての場合もあるかもしれないが)。

しかし、今年のドコモ、au、ソフトバンクの大手キャリアは毎月の料金割引が廃止され、36ヶ月や48ヶ月の分割払いで支払い、25ヶ月目以降に現在の機種を回収の条件に、割引なり半額なりになるプランしか残っていないような状況だ。

発表されたiPhone 11/11  Pro/11 Pro Maxの機種代金も、3キャリアともSIMロックが掛かっているにも関わらず、アップル直販のSIMフリー版より高くなっている。純粋な機種代金だけならこの現象は数年前から行われており、ここ最近はソフトバンクの「上乗せ価格」の高さが目に付く。

そのような事もあり、これまではキャリアで買っていたが、割引ももないので今年はSIMフリー版を購入しようと思って、注文した人もいるのではないだろうか。

しかし、現在au契約者については少々注意が必要になってくる。

今回注文したSIMフリー版に、現在auで契約しているSIMカードを挿し替えて利用しようと考えている人も多いかもしれないが、auの公式ホームページでは、

iPhone 7/iPhone 7 Plus 以前のau IC カードはご利用いただけません。

と記載されている。au ICカードとはSIMカードの事だ。auのホームページなので、au版iPhoneを想定しているのだろうが、SIMフリー版も同様だと思われる。

【iPhone】iPhone 8以降のiPhoneで利用可能なSIMカードについて教えてください|よくあるご質問 | サポート | au

逆にiPhone 8/8 PlusまたはiPhoneX(iPhone 8と同じ年に発売)以降のSIMカードは目的通りの使い方が可能だ。

iPhone 8以降のiPhoneを利用するには、au IC カード(au Nano IC Card 04 LE)を挿入してください。

これは、最新のiPhone 11シリーズだけでなく、iPhone X/XS/XS Max/XRにも当てはまる。これらの機種はiPhone 7/7 Plus以前のSIMカードでは通信不可能である。

ちなみにここで出ているSIMカードは以下。左のオレンジの台紙がiPhone 8/8 Plus/X以降で利用するSIMカードである。
右の黒い台紙がiPhone 7/7 Plus以前のSIMカードとなる。

対応していないau IC カードを挿入すると、「SIMが無効です」のポップアップと、エリアが「圏外」と表示されますのでご注意ください。

となるようだ。

iPadなどデータ通信系、Androidスマートフォン、au系MVNOのSIMはどうなるかなどもあるが、話がややこしくなるので、ここでは割愛させて頂く。

今回対象はあくまでau契約者がSIMフリー版iPhoneで現在契約中のauのSIMカードに挿し替えて利用する場合である。

 

それならauショップで交換してもらえば良いのだが、ここでも注意が必要である。

SIMカードの変更には、現在のSIMカードにもよるが、事務手数料が2,000円〜3,000円発生する。
今回の状況に合致する内容ではないかもしれないが、以下も参考になるだろう。

auICカード対応のau携帯電話を譲り受けたのですが、自分のauICカードを差し替えれば利用できますか?|よくあるご質問 | サポート | au

また、毎月割がまだ適用されている回線の場合(あまりに古い機種ではもう適用終了しているだろうが、ここ数年のAndroidの回線など)、変更に伴い廃止になるという話もあるので、検討している人はここは必ず確認して頂きたい。

 

何故、iPhone 8/8 Plus/Xを境にこのような事になったのかという理由に、auが3G回線非対応にしてしまったという理由もありそうだ。

au、新iPhoneから3G非対応に~機種変更時にSIMカード交換が必要|ケータイWatch

通話方式もVoLTEと呼ばれるものに変わっている。

現に自分もSIMフリー版のiPhone XS Maxをau本家のVoLTE対応のSIMカード(Andoroidのものだが)で利用しているが、3G回線が利用できるような選択肢は出てこない。

au利用者で、iPhone 7/7 Plus以前の契約者は注意が必要だ。

なお、SIMフリー版はキャリアが必ずしも動作保証している訳ではないので、以前程ではないにせよ、ソフトウェアアップデートの際に利用できない機能や不具合が出てきたりする可能性も無きにしも非ずだ(MVNO利用もだが)。

なので、あまりその辺を自力で解決する自信がない、詳しい人が周りにいない場合、多少高くなっても色々サポートしてくれるキャリア版の購入をお勧めする。

分かっている人は分かっている話なのではあるが、何でもショップや他人に解決して貰ってきた人や、初めてSIMフリー版を利用する人は、意識しておきたい。

ちなみにSIMカードの組み合わせに関しては、ソフトバンクはもっとややこしいと聞く。

 

 

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