ヨドバシカメラでauのXperia 10 ⅢがMNPで一括9,800円に値下げ、機種変更や端末のみでも一括3.1万円
先日一括14,800円の案内を紹介したヨドバシカメラのauのXperia 10 Ⅲ SOG04が一括特価であるが、さらに安く案内されている事を確認した。
期間は5/16(月)までとなる。
機種代金は53,985円で、内訳は以下。
・MNP:一括9,800円(対象機種限定特典▲22,185円+店舗特別値引き▲22,000円)
・新規契約、機種変更、端末のみ購入:一括31,800円(対象機種限定特典▲22,185円)
1人1台限りとなる。
以前、Xperia 5 Ⅲで機種変更で少し割引があった程度だった。後日機種返却での案内であったが、今回の10 Ⅲは返さなくて良い。
・ヨドバシカメラでauのXperia 5 Ⅲが機種変更で22,000円引き、後日機種返却で45,045円
「同キャンペーンで過去180日以内に購入履歴があるお客様の2台目購入は不可となります。」とあるので注意したい。
また、既にヨドバシでauの一括特価を買っている人も、今回の特価購入はできないと思われる。
一括特価に関しては、iPhoneやAndroidのハイエンドモデルもあったりするので、決してハイスペックではないXperia 10 Ⅲの積極的な選択は少しお勧めし辛い部分はあるが、iPhoneに興味がなく、ここ数年で刷新されたXperiaを安く体験したい人は検討してみても良いのではないだろうか。
既に後継のXperia 10 Ⅳが7月上旬以降発売予定で案内されているが、Xperia 1 Ⅳを見ていると、10 Ⅲより値上げされると思われる。一括特価にしても、あってもしばらく先だろう。
・auからもXperia 1 Ⅳ発売、対応周波数も既に公開、ドコモとソフトバンクのプラチナバンドにも対応もn79は非対応
Xperia 10 Ⅲは2022年6月発売の機種で、5G対応でSnapdragon 690を搭載するミドルレンジのスマートフォンだ。
同じSnapdragon 690はAQUOS sense6がある。
メモリ6GB、ストレージ128GBを搭載しており、この価格ではまずまずだろうか。
バッテリーは4500mAhを搭載する。この容量はハイエンドモデルの1 Ⅲ/5 Ⅲと同じだ。
大きな特徴は何と言っても21:9の6インチの縦長ディスプレイだろうか。有機ELでHDR表示にも対応する。
自分も他のXperiaを持っているが、個人的には21:9ディスプレイによるマルチウィンドウは便利だ。Xperiaなら2画面で各アプリの比率を他社よりも柔軟に変更可能だ。横画面時も変更できる(他社では横画面時のマルチウィンドウは比率変更できない場合が多い)。
現在使っているアプリの上に重ねて表示できるポップアップウィンドウにも対応する。これはXperiaのⅡシリーズにはなかった。
HDRにも対応する。前作の10 Ⅱは自分も持っていたが、YouTubeでHDR再生に対応していなかった。
・IIJmioのセールでSIMフリー版デュアルSIM対応のXperia 10 Ⅱを一括2万円程で買いました〜購入編
音楽に関してもLDACに対応。ハイレゾ音源が楽しめ、ワイヤレスでも良い音で聴ける。
・ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WH-1000XM5:ノイキャン性能向上/通話性能向上/ソフトフィットレザーによる高い遮音性|Amazon
※5/27(金)発売
ハイレゾ音源でない曲もDSEE Ultimateにより、ハイレゾ相当の音質に設定も可能だ。
イヤホンジャックも搭載する。
カメラもトリプルカメラではあるが、ハイエンドモデルよりはアピールが控えめな印象だ。
対応周波数はauに特化したものとなり、他社のプラチナバンドは非対応のため、他社での利用は少々厳しいだろう。
プラチナバンドを気にしなければ、他社ではソフトバンク、楽天モバイル(利用は要確認)が使いやすいだろうか。ドコモは5Gでn79が非対応となっているので、5Gエリアでも5Gにならない場合もあるだろう。
機種は気に入ったのに、他社の周波数に対応してないのは許せない、ならばSIMフリーだという人も出てくるかもしれないが、これには注意が必要だ。
10 Ⅲの一応SIMフリーモデルはあるにはあるが、現在単体販売はなく、MVNOとのセット販売となる。機種名も10 Ⅲではなく、10 Ⅲ Liteと呼ばれるモデルとなっている。さらにストレージは64GBに減っている(メモリは6GBのままであるが)。
10 Ⅲ LiteはデュアルSIMに対応しており、片方はXperia初のeSIMに対応する。
以下、10 Ⅲ Liteが購入できるMVNOの一例は以下。
・OCNモバイルONE ※500MB/月額550円プランもあり。5G通信も提供開始
・格安スマホはmineo ※3ヶ月1188円割引。通信速度で選ぶ使い放題プラン「マイそく」も提供開始。こちら
・イオンモバイル ※MNPで最大10,000WAONポイント。4月より20GB以上のプランで最大1,100円の値下げ。こちら
・通信量に合わせた価格設定!nuro mobile ※4月より20GB月額2,099円のNEOプランLiteプラン登場。新規とMNPで20,000円キャッシュバック(NEOプランの場合。Liteは15,000円)
そして、何より問題なのは対応周波数だ。以下、抜粋。
5G
n77, n78LTE
Band 1, 3, 4, 12, 18, 19, 38, 413G
Band 1, 4GSM
850MHz/900MHz/1.8GHz/1.9GHz
SIMフリーモデルであるが、ソフトバンクのプラチナバンド(LTEのバンド8)に非対応で、ドコモの5Gのn79にも対応しない。
SIMフリーモデルの割に、全体的に対応周波数が寂しい印象だ。しかしそれでもSIMフリーだ。要はSIMが入ればSIMフリーなのだ。別に他社に広く対応しているのがSIMフリーではない。
最近のSIMフリーのXperiaでは、1 Ⅲでもミリ波非対応や、5 Ⅲでもカラーバリエーション削減など、キャリア版より何か削減されている場合もあり、一概にSIMフリーモデルの方が上だと言い難い部分もある(ストレージはキャリア版の2倍となっているが)。
以上を踏まえてSIMフリーモデルに魅力を感じなければ今回のようなキャリアモデルを特価で買っても良いのではないだろうか。
上でも触れたが、特価機種はハイエンドモデルもあったりする場合があるので、ミドルレンジの本機で良いかはよく考えたい所だ。
端末だけ購入した人は、auやUQモバイル、auのMVNO各社で利用するのも良いのではないだろうか。
一部では5Gにも対応している。
さらに一部MVNOは4月から料金値下げが行われている。
各社、SIMのみ契約で還元が行われている場合もあるのでチェックしてみると良いだろう。
・UQモバイル ※SIMのみMNPで最大13,000円キャッシュバック。こちら
・楽天モバイル ※SIMのみMNPで20,000ポイント還元。こちら
・格安スマホはmineo ※3ヶ月1188円割引。通信速度で選ぶ使い放題プラン「マイそく」も提供開始。こちら
・イオンモバイル ※MNPで最大10,000WAONポイント。4月より20GB以上のプランで最大1,100円の値下げ。こちら
・通信量に合わせた価格設定!nuro mobile ※4月より20GB月額2,099円のNEOプランLiteプラン登場