コスパなんてぶっ飛ばせ!定価15万円のドコモのXperia 1 Ⅲ SO-51Bを一括払いで買いました〜報告編

以前より当サイトでも何度か紹介しているXperia 1 Ⅲ SO-51Bであるが、自分も今回無事購入できた。

購入したのは、ドコモ版のフロストパープルだ。

某カメラ店の家電量販店店頭で購入した。
予約日が5月末頃で、ドコモオンラインショップ予約者は発売の数日前から入荷連絡が来ていたようなので、もしかしたら発売日には手に入らないと思っていたが、発売日前日に入荷連絡が来た。

なので、当日に受け取りに行った。
契約形態は5Gからの機種変更だ。

 

なぜ店頭で買ったのかだが、家電量販店のポイントがそれなりにあったからだ。
以前のahamoで混雑緩和の6,000ポイント×3回線分や誕生月ポイントで最大3,000ポイントなど複数回線分もあったので、それも含めると4万円以上の値引きが可能であった。
タイトルに書いたが、別に定価で買った訳ではない。

 




店頭に入って予約の受け取りを伝えるとすぐにカウンターに案内された。
店頭購入の場合、機種変更であっても本人確認証は持参したい。ただ、クレジットカード払いなどだと提示不要となる。今回自分がそうだった。店員の対応にもよるのだろうか。その代わりネットワーク暗証番号の入力が必要になったりする。

今回は予約したので、予約時の予約番号の提示を求められた。入荷メールや予約状況確認サイトに記載があると思うので、すぐ出せるようにしておきたい。機種変更する電話番号もだ。複数回線所持している人は間違えないようにしたい。

カウンターの両隣も埋まっており、それなりに人がいた。どちらもXperia 1 Ⅲ購入者のように見えた。

 

店頭だと各種説明があると思うが、まず冊子を自分で読んで、再度確認したい箇所は店員が改めて説明するというシステムであった。
いくつか項目があり、全て説明不要にすると再度の説明がなくなる事になる。内容は主に8日以内キャンセルや、電波の話や2年契約の有無の事だったと記憶している(契約種別により内容は異なると思われる)。
4Gから5Gなど通信規格が変わる場合の変更の際は少し注意しておきたい。

 

そして以前Galaxy S20を購入した時もそうだったのだが、簡単なアンケートにも答えさせられた。

現在どのキャリアで何台使っているか、光回線は何か、料金はどのくらいか、スマホを使って何を利用しているか、または今後利用したいサービス、趣味は何かなどであった。
昨今の販売店の厳しさもあるのか元々行っていたものなのかは不明だが、そこから提案営業で契約させられるものがあればさせたいのだろう(もちろん客側もメリットがあれば良いので一概に悪い訳ではないが)。




別に馬鹿正直に書く必要もなく、店員も分かる範囲で良いですよとは言ってくれるが、ドコモ契約の場合、同一名義だと他の回線の情報も引っ張り出せるので、1人で沢山回線を所持している人は、言い訳を考えておいた方が良いだろう。
利用料金やデータ量も見られている。

自分もデータ1GBで収めている安い通話もほぼない回線からの変更だったので、あまりその辺りには触れないよう願っていた(楽天モバイルで無料キャンペーン中だからそっちで主に使っている辺りが妥当だろうか)。

店頭に行くという面倒さだけでなく、こういうのがあるからオンラインショップの方が楽だという気持ちも分かる。しかしポイントがそれなりにあるので背に腹は変えられない。何とか突破しよう。

 

今回ケータイ補償の追加もお願いした。Xperia 1 Ⅲは月額825円コースだ。これは1 Ⅱの時も同様だった。紛失や故障などにも対応する。取り替え時にはさらに1万円ちょっと支払う必要がある。

ここで同時に家電量販店オリジナルの保証サービスも案内があった。即答でぶった切るのもあれなので、どこで話を終了するかを伺いつつ、しばらく話を聞いていた。この後の良好な手続きのためだ。

ちなみにこの保証サービスは、月額で2コースあり、修理した明細書を指定の書類に貼り付けて送れば、一定金額(コースにより3〜5万円程と変動)を後日、事前に指定した口座に振り込まれるというものだ。
こちらに魅力を感じる場合、話をじっくり聞いてみてはどうだろうか。

 




契約手続き途中で、隣の客が5Gスマホ(おそらく1 Ⅲ)にSIMを挿して動作確認後、自分の使っているスマホ(恐らく4Gスマホ)に戻したいと言っていたのが聞こえた。
しかし店員に、5GのSIMだと4Gのスマホで使えないかもしれないと言われていた(ドコモの通話やデータ通信に支障が出るという事だと思われる)。

なので、以下の記事を書いてみた。

【注意】ドコモの5G機種に機種変更の際は5GのSIMカードでは4G機種は動作保証対象外で案内

 

Xperiaで言うと、Xperia 1/XZ3/XZ2シリーズからの4G専用機種からの機種変更者が多いのではないかと思われるが、購入後も前の機種で使いたい場合は、何らかの対策が求められる。
もちろん普通に使える可能性もなくはないが、ドコモとしては動作保証していないと案内している。

 

お待ちかねの本体チェックもある。手続きの最初の方で予約した商品を持ってきて契約を進めるのだが、既に箱に少し汚れがあったのが若干ショックであった。

包装されている袋から取り出して、本体の外装や、電源も付けてディプレイ表示部も含めてチェックもできた。外装は本体側面もしっかり見ておきたい。ディスプレイに関してはドット抜けだろうか(1つあっただけで交換してくれるかは不明だが。そもそも今回のXperiaは1台1台調整して出荷しているので、ドット抜けはその時点で弾かれているのかもしれないが)。




フロストパープルは、単独だとブラックの様にも見えるので、パープルに間違ってブラック(その逆もあり)は入っていないとは思うが、事前に色合いはモックでチェックしておきたい。単体でもよく見ればパープル味があるだろう。

au版Xperia 1 Ⅲ/10 Ⅲのモックが展示されている事を確認〜少し見てきた

 

契約終盤には実際にSIMカードを挿して店員が諸々チェックしたりもするので、機種変更回線のSIMカードも忘れないようにしたい(SIMカードのバージョンが古いと新バージョンの発行になるかもしれないが)。
なお、SIMの入れ替えはご自身でされますか?と聞かれたので自分で行った。SIMピンが必要な人は店員から借りられるだろう。

 

 

今回自分は一括払いだったので、SIMロック解除状態で渡されるとも説明された。ただし、解除されているだけであって、SIMロック解除コードは入力が必要になる。他社SIM(au/ソフトバンク/楽天モバイル)を挿した時に初めて表示されるので、MVNOのドコモ回線では表示されないと思われる。

隣から聞こえてくる声からはやはり一般的には分割払いが主流のようにも思える。自分の契約途中で隣の人が新しい人に変わったりしたが、両隣ともそうであった。中にはおかえしプログラムを利用したいとも聞こえてきた(余談だが最近は動画を見て手続き説明もできるようになっているようだ。音が聞こえてきた)。




これまでも売り場で店員が近付いてきて端末代金の話になると、分割払いで話を進めてこようとする時がある。アップルストアでキャリア版の購入をしようとした時でさえも、分割払いが当然のような対応をされた時があった。

某SNSでも業界のライターやらジャーナリストやらが書いていたが、キャリア購入する場合のほとんどは分割払いが主流で、一括払いは少数派だという事だ。
普通の人と携帯の話になる時などは、あたかも一括払いが当然のように喋るのは控えた方が良いだろう(そんな人いないと思うが)。

 

その他、店頭での機種変更のため、後日利用料金と一緒に2,200円の事務手数料が発生する。オンラインショップなら無料だが、量販店のポイントを使いたいので仕方ない。
4月から事務手数料無料になったのではないかとも思ったが、ドコモの場合はMNPの転出手数料が無料になっただけである。

携帯電話番号ポータビリティ手数料の廃止<2020年12月18日>|NTTドコモ

 

結局最終支払いは10万円ちょっとであった。これでも高いが元の代金の3分の2程になったと思えば御の字だろうか。




購入後、別の店員に当日在庫があるか聞いてみたところ、全色あると言われた。意外と売っているのだろうか。

以下、購入したXperia本体とパッケージ。

今回ワンセグ/フルセグも非対応になったため、キャリア版で長きに渡って付属されていたアンテナケーブルも入っていない。お疲れ様でした)。

ケースとフィルムは以下で探してみてはどうだろうか。

Xperia 1 Ⅲ|Amazon

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ヤマダ電機

au PAY マーケット

Yahoo!ショッピング

日本最大級ショッピングサイト!お買い物なら楽天市場

 

Xperia 1 Ⅲはドコモで15万円、最高額はソフトバンクでの18万円台(19万円に迫る金額)であり、昨今のコストパフォーマンス重視(ここでは4万円〜5万円以下で価格の割に使えるという意味で使う)の風潮を嘲笑うかのような価格設定である。その分出荷前に個別調整された4K120Hz駆動ディスプレイ、5Gのミリ波対応、世界初可変式望遠レンズ、メモリ12GB、ストレージ256GB搭載など、前機種1 Ⅱ(キャリア版比)よりかなりの底上げがされている。スピーカーからの音質も強化されている。
バッテリーも4,500mAhだ。

人によってはこれはこれでコストパフォーマンスは良いのかもしれない。




最近は回線契約なしの端末単体購入も可能となっている。対応周波数は販売キャリアに調整されたものなので、利用先のSIMカードのキャリアが異なる場合はしっかり確認しておきたい。これが分からない人は大人しく同一キャリアで利用する方が賢明だ。

端末だけ購入する人は、ahamo、サブブランド、MVNO各社で利用するのも良いのではないだろうか。
MVNOは4月から料金が値下げしているところもある。さらに一部では5Gにも対応している(IIJmioは現在初期費用1円)。

容量たっぷり20GB、国内通話5分無料も付いて、2970円(税込)|ahamo ※エントリーでMNPで最大7,000ポイント還元

Y!mobileオンラインストア  ※MNPで最大7,000円分PayPayボーナス。こちら

UQモバイル  ※SIMのみMNPで10,000円キャッシュバック

月額968円(税込)からの格安SIM「OCN モバイル ONE」

IIJmio

BIGLOBEモバイル

格安スマホはmineo

イオンモバイル

通信量に合わせた価格設定!nuro mobile

 




まだデータ移行など環境設定が完全に終了していないので、レビューや感想は別の機会に紹介したいが、データ移行時は結構熱かった(データ移行が完了していない時はどの機種でもよくあると思われる事なので、特におかしな事ではないと思うが)。

今回データ移行にXperia Transfer 2というアプリを利用した。ソニーが出しているデータ移行アプリだ。

詳細な使い方は以下。

「Xperia Transfer 2」の使い方|ソニー

スマホ売り場のXperia展示機の近くにも冊子が置いてある場合があるので、興味のある人は取ってきてみてはどうだろうか。

Xperia以外のAndroidや、iPhoneからも移行可能だ。
データ移行する機種、される機種のどちらにもアプリのインストールが必要になる。

自分はケーブルで移行を行ったが、USB OTG対応のケーブルやアダプタが必要になる場合がある。自分はアダプタを持っていたのでそれを利用した。




データ移行できるのは、

写真、 動画、 音楽、ドキュメント (Android からのみ)、 連絡先、通話履歴 (Android からのみ) 、メッセージ(SMS/MMS)、 カレンダー、 設定 (Xperiaからのみ)

となり、SDカードの内容は移行されない。
また、アプリやホーム画面の配置は復元されなかったので少々面倒であった。

 

これから使ってみての感想は後日また紹介したい。
個人的にはサイドセンスが画面の両端タップで起動ではなく、ディスプレイの端に設けられたバーでの呼び出しになったのも残念だ。

 

 

さて、キャリア版がこれで発売されたので、SIMフリー版がいつになるかという話が出てくる事だろう。
1 Ⅱや5 Ⅱに倣えば半年くらい後になりそうだが、価格の面も心配である。ここからさらに機能強化されると20万円に近い金額になるかもしれない。

もちろんデュアルSIM対応や各社の主要周波数帯対応(人によってはキャリアアプリやロゴがない)など、幅広いキャリアで複数回線利用できるのは魅力であるが、そのメリットに対して、恐らく高額になるであろう金額が妥当なのかも人によっては意見が分かれるところだろう。




さらに発売から少し後には、恐らく後継機の1 Ⅳ(仮)の発表も行われるはずだ。発売はさらに先になるのだろうが、話題性の部分で少し陳腐化してしまうかもしれない(余程のこだわりがあれば別だが)。
フルモデルチェンジになると思われるので、キャリア版→SIMフリー版発売のインパクトよりも大きなものとなるだろう。

SIMフリー単体だとキャリア版のように割引して買うものも難しいだろう。例えばキャリアのポイントと家電量販店のポイントがそれなるにあるとして、回線契約だと契約時にキャリアのポイントから差し引いた金額からさらに家電量販店のポイントも併用可能だが、SIMフリー端末だとポイント同士の併用は難しいだろう(組み合わせにもよるのだろうが)。

さらにキャリアでは最近は端末のみ購入でも割引や、回線契約も併せて22,000円以上の割引も行われている場合がある。
向こうが勝手に割引して売ってくれるのだ。

【2021/7版】ドコモショップ/ビック/ヨドバシでiPhone SEの64GB/128GBがMNPで一括9,724円から、端末のみや機種変更でも2.5万円割引

ヨドバシカメラでドコモのiPhone 11 Proの512GBも機種変更や端末のみでも4.1万円引き、MNPなら一括10.3万円〜7/31(土)まで

 

なので、余程のこだわり(余計な回線契約を増やしたくないも含めて)がなければ、精神衛生上、キャリアでの発売日にすぐ購入した方が満足度が高い場合があるかもしれない。
デュアルSIMや他社周波数に対応でも、対応しているという事実が嬉しいだけで実際にはほとんど利用しないというケースも考えられる。
自分の場合もメイン回線はそれほど頻繁に機種変更しないシングルSIMの機種なので、デュアルSIM対応の機種でSIM2枚挿しで利用しても、電話が多い訳でもないのであまり恩恵はない感じである。
デュアルSIMだとSDカードを使いたい場合、排他になるの問題もあるので人によってはあまり意味がないだろう。
本当に他社で利用できる周波数も必要かも含めて、この機会に今一度再考してみると良いのではないだろうか。




最後に、記念に初代Xperi 1/1 Ⅱのパープルと一緒に並べた写真。

 

 

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