ドコモのネットワーク利用制限は機種変更で一括払いでもしばらく「△」〜新規、MNPは一括払いでも2ヶ月程「△」状態に
以前、ドコモのiPhone XSとP20 Proを購入した記事を紹介したが、MNPで一括払いで購入したiPhone XSのネットワーク利用制限をドコモのサイトから確認した所、一括払いでありながら「△」となっていた。
さらに、同じく機種変更で一括払いしたP20 Proも確認したところ、「△」となっていた。
これまでネットワーク利用制限とは、一括で払えば「◯」、分割払いの最中などであれば「△」だとばかり思っていたのだが、疑問に思ったのでドコモに問い合わせてみた。
ドコモの無料ダイヤルから掛けたのだが、どうやらネットワーク利用制限に関しての専門部署があるらしく、そちらに電話して欲しいと言われ、電話番号を教えてくれた。しかし、電話の最後に担当者はこう言ってきた。
「申し上げにくいのですが、そちらの番号はナビダイヤルになります。」
ナビダイヤルは、昔コンサートのチケットや、今では宅急便などで使われていた記憶があるが、月額2,700円の完全カケホーダイでも無料通話対象外のダイヤルである。
なので、すぐに電話するのはやめたのだが、後日やはり気になったため電話した。
日を改めて教えてもらったネットワーク利用制限担当部署に電話して、少し待たされたが繋がったので、今回一括払いなのに「△」になっている件を伝えた。そして、両方のIMEIを伝えて「◯」にできるかどうか確認してみるというような事を言われた。
結果は以下。
・P20 Pro(機種変更):「△」→「◯」
・iPhone XS(MNP):「△」→「△」
担当者によると、機種変更は最大30分程で、「◯」に変わるが、新規やMNP契約の場合は不正契約防止等のためか、長くて2ヶ月程は「△」となるとの事で、今回は「◯」にできないと言われた。そして、2ヶ月程経って「◯」に変わらなければ、再度電話して欲しいと言われた。ただ、「△」でも利用に特に問題はないという。新規契約者に関しては不正などで支払いが滞ったりしていないかを見たいのだろうか。
結局機種変更で購入したP20 Proのみ、めでたく「◯」となって終了となった。機種変更も放っておけば時期に「◯」になるのだろうが、機種変更の場合は新規より短いのだろうか。聞き忘れた。
今年の2月に機種変更で実質0円でiPhone 8を購入した時は、割と早めに売却したが、ネットワーク利用制限に関しては特に何も言われなかったので、今年の春頃に何かドコモで変更があったのだろうか。
ちなみに電話を掛けた際に、今回対象の電話機がどのような買い方をしたかをダイヤルのボタンで選ばされたのだが、そこで「新規契約〜」というような案内の方のボタンを押してしまうと、担当者に繋ぐ前に音声ガイダンスで「変更できません」というような旨を告げられて終わってしまう。今回対象の電話機がMNPと機種変更だったため、最初は新規契約の方を選択してしまった。ナビダイヤルなのでそれまでの通話料が勿体無いので、必ずそちらではない方の番号を選択したい。
結局通話料は420円かかった。ナビダイヤルでの通話は、My docomoからは「他社接続サービス」という項目になっているので、電話する機会があれば、掛け終わった後に、通話料がどれ位かかったかが確認できる。
ナビダイヤルは20秒ごとにおよそ10円の計算になるので、自分の場合14分程となる。
一括払いで「◯」にならないというのは、毎月の割引は欲しいが、別に端末は要らないので売り飛ばしたいという人にとっては、厄介な事になる。「△」のままでも売れる事には売れる店舗もあるようだが、本来の買取価格から減額、または本来の買取価格が適用されても、買取した日には買取価格の一部金額だけもらえて、後日「◯」に変わり次第、手続きして残りの買取金額をもらう、などになったりするようだ。
他キャリアは確認できていないが、ドコモでMNP含む新規契約して端末はすぐ売りたい人は注意が必要だ。
機種変更の場合も電話を掛ければ「◯」に変更してもらえるが、上でも書いているようにナビダイヤルなので、カケホーダイでも通話料が発生するため注意したい。
機種変更の場合、購入当日や翌日でも変更できるのかは不明だ。
ネットワーク利用制限の結果。赤枠部分には『新しくご購入された携帯電話機は、不正契約等の調査を実施するために。ご購入から一定期間は「△」となります』と記載されている