ドコモ、OCNモバイルONE、IIJmio/mineoなどMVNO含むドコモ回線のSIMカードに製造工程一部処理不足で今後通信に不具合発生の可能性〜ドコモは無償交換対応
ドコモは、 SIMカードの製造工程における一部処理の不足により、現在、正常に利用できていても、今後不具合が発生し通信ができない状態となる可能性があることが判明したと発表した。
・ 一部のドコモUIMカードにおける通信不良について|NTTドコモ
ドコモでは 該当のSIMカード全てに発生する訳ではないと案内しているが該当のSIMカードを正常品に交換対応を行う。
なお、今回の事象にはOCNモバイルONEやMVNOで利用のSIMカードも含まれる。
・ OCN モバイル ONEの一部SIM(ドコモUIMカード)における通信不良について|OCN
MVNOでドコモ回線を提供しているIIJmioやmineoでも案内している。
・ IIJmioモバイルサービスのタイプD回線の一部SIMカードにおける通信不良について|IIJmio
・ DプランSIMカードの一部における通信不良の対応|mineo
影響数は約93万枚となっている。
対象のSIMカードは 「ドコモUIMカードVer.6(ライトブルー)」で、 「2021年12月~2022年10月製造品の内、GD06から始まる製造番号(15桁)の一部」となる。
OCNモバイルONEやMVNOにはSIMカードの色がない場合があるので(自分が持っているOCNモバイルONEのカードは白色)、製造番号で判断したい。
現在ahamoやirumoで利用している人も、ドコモからのプラン変更としてそのまま使っている人もいる場合、確認が必要だ。
SIMカードを本体から取り外せば確認できるが、その間は当たり前だが、ドコモ回線を利用した通話やモバイルデータ通信はできないので注意したい。
メイン回線で利用している場合、Wi-Fiやその他通話手段を用意するか、連絡が少なくなる深夜帯に確認する事をお勧めする。
ドコモでは該当する契約者には、 お詫びと正常品への交換のお願いに関する案内はがきを10月中旬頃から順次郵送するという。
交換は無償となる。通常再発行は3,850円発生する。
OCNモバイルONEやMVNO契約者はそれぞれの事業者を別途確認して頂きたい。