【iOS 15対応版】覚えておきたい、iPhoneでバッテリーを少しでも長持ちさせる方法〜低電力モードをオンに、設定時の注意点も
最近の豪雨や台風、地震などで停電が起こってしまい、携帯電話、スマートフォンのバッテリーが充電できない状況に陥ってしまう状況がある。
既に停電に遭われた人がいるかもしれないが、今後のためにiPhoneでバッテリーを少しでも長持ちさせる方法を紹介しておきたい。
iPhoneには「低電力モード」という設定が、iOS 9以降から搭載されている。なのでiPhone 4以前のユーザーはOSのサポート対象外のため、使用できない。
あまりいないと思うが、iPhone 4s/5/5s/6/6 Plusの機種でまだiOS 9にバージョンアップしていないユーザーも当然ながら使えないので、バージョンアップした方が良い。
なお、iPadはバッテリー容量が多いからなのか、低電力モードは搭載されていない。あくまでiPhoneのみ搭載となる。
設定の手順は以下。
※iOS 15版(画面はiPhone 13 Pro)
オンにすると、十分に充電できるまでダウンロードやメールの受信などのバックグラウンドでの動作が一時的に抑えられる。逆に言えばリアムタイムで情報取得されない可能性があるので注意したい。
※iOS 14版
左:iPhone 12シリーズ、右:iPhone SE(第2世代)の画面
注意が必要なのは、設定すると、
“低電力モード”では、iPhoneを完全に充電できるまでダウンロードやメール受信などのバックグラウンドでの活動を一時的に抑えられます。
となるので、意識しておきたい。メールなどがリアルタイムで確認できない場合がある。
※iOS 13版
トグルが緑色になり、低電力モードに設定中はバッテリーアイコンが黄色に変わる。バッテリーの%表示が強制的にオンになる
iPhone 11/11 Pro/11 Pro Maxでは3D Touchが廃止されたので設定アプリアイコン長押しで「バッテリー」のメニューへ移動できる。
“低電力モード”では、iPhoneを完全に充電できるまでダウンロードやメール受信などのバックグラウンドでの活動を一時的に抑えられます。
※iOS 12版
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※iPhone XS/XS Max/XRでの画面も追加
“低電力モード”では、iPhoneを完全に充電できるまでダウンロードやメール受信などのバックグラウンドでの活動を一時的に抑えられます。
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低電力モードに設定した場合、以下に注意が必要だ。
“低電力モード”では、iPhoneを完全に充電できるまで電力消費が一時的に抑えられます。これをオンにすると、メールの取得、”Hey Siri”、Appのバックグラウンド更新、自動ダウンロード、および一部のビジュアルエフェクトが削減されるか、オフになります。
iPhoneは自分が操作していない場合も通信が行われているが、それらを抑える事でバッテリーの消費も抑えられる事になる。
なので、メールなどの一部の情報は自分でメールアプリを開いて取得する必要がある。
また、一部のアニメーションも抑える事でバッテリーの消費も抑えられる。
一例として、本体を傾けた時に壁紙が動いて見える視差効果がオフになる。
ちなみに低電力モードは80%まで iPhoneが充電されると解除される仕組みになっている。引き続き設定を維持したい場合、再度自分で設定する必要がある。
なお、iPhone SEを除くiPhone 6s以降のモデルでは、ホーム画面の設定アイコンを軽く押し込むことにより、設定の「バッテリー」の項目へ少ない手順で移動できる仕組みがある(余裕がある時に「3D Touch」検索して欲しい)。
以下、画面。
3D Touchという仕組みなのだがあまり浸透していない、使い所が微妙な印象だ
今回紹介した低電力モードは停電時はもちろん、自宅への帰宅途中でバッテリーが少なくなってきた時にも使いたい設定だ。
ただ、情報がリアルタイムで受け取れなくなる場合があるので、その辺りは意識しておきたい。
iPhone で低電力モードを使ってバッテリーを長持ちさせる