【9/22(金)〜】auのiPhone 15/14シリーズ、2022年iPad Proが5G SA対応に、利用希望の場合はSIM交換や料金プラン変更が必要な場合あり
先日より予約が始まっているが、auは、9/22(金)よりiPhone 15シリーズを5G SA対応機種として販売する。
5G SAとは
コア設備や基地局なども含めて5G専用の技術と設備で構成した5Gサービスです。5G SAにより、5Gの高速・大容量の通信に加え、将来的にネットワークスライシング(注1)などの機能を活用した新たなサービスを利用できるようになります。
いわゆる真の5Gというやつだ。これまでメインが4G用の設備の下で5G(NSA方式)を使っていたが、5Gがメインの設備での利用が可能となる事で本来の5Gの性能が発揮できる。
だからと言って4Gが使える訳ではないので、心配する必要はない。
また、現在販売されているiPhone 14シリーズ、2022年に発売された第4世代の11インチ、第6世代の12.9インチiPad Proに関しても、同日より5G SA対応機種として取り扱う事を案内している。
オンラインショップでは9/22(金)8時より販売となる。
ここで注意が必要なのは、5G SAで利用したい場合はSIMカードの交換などが必須になる点だ。
もちろん5G SA利用に興味がない場合は従来のSIMで利用可能だろう。
また、5G SAは現在提供されている料金プランへの変更が必要になるので、人によっては「ピタットプラン 5G」など受付終了済みプランを契約中の場合、料金プランの変更も必要となる。
今回5G SAにしないと使えない訳ではないが、auでは過去に一部のiPhoneにおいて、5G対応SIMでないと利用できなかったり、au VoLTE対応SIMでないと利用できないという場合があった。
・au、SIMフリー版 iPhone 12/12 Pro、Pixel 5では4G契約SIMは利用不可を案内、5G契約が必要〜SIMカードはお客さまセンターでの手続きなら交換不要に
・【注意】SIMフリーのiPhone 11などでauのSIMカードを利用する場合はiPhone 7以前のSIMカード挿し替えでは利用不可〜再発行が必要に
5G SA対応SIMカードへの変更は、事務手数料3,850円発生するので注意したい。
auでは以前より事務手数料が一律3,850円となっている。
・【4/20(木)〜】au/UQモバイル/povo2.0の事務手数料が3,850円に値上げ〜povoは条件付きで有料に
オンラインではなく、auショップのみの対応のようだ。
ちなみにeSIMも提供されており、そちらはオンラインで変更できそうだ。ただ、SIMの差し替えを頻繁に行う人は使い勝手が悪くなるかもしれない。
auはオンラインショップでは、SIMのみ契約も可能だが、ドコモやソフトバンクの様に事務手数料無料になるといった事は、現時点ではない。
iPhone 15を購入予定でauで5G SAの利用を予定している人は、現在のSIMの対応状況をしっかり確認しておきたい。