アップルから新型iPod touchが登場、21,800円から、A10チップ搭載でiPhone SEより高性能、256GBもラインナップ〜Apple Arcadeにも対応
アップルは日本時間の5/28(火)に新型iPod touchを発表した。
カラーはピンク、シルバー、スペースグレイ、ゴールド、ブルー、(PRODUCT)REDの6色。
容量は32GB/128GB/256GBでそれぞれの価格は税別で以下。
・32GB:21,800円
・128GB:32,800円
・256GB:43,800円
最大256GBまでラインアップされているので、サブスクリプションサービスもあるものの、CDから取り込んだiPhoneに入っている音楽をiPod touchに全て移して使い分けるといった使い方もあるだろう(持ち物は増えるが)。
既にアップルのオンラインから購入も行える。店頭受け取りは現時点では不可。店頭販売も現時点ではまだなさそうだが、確認出来次第また追記したい。
先日のiPad mini/iPad Air同様に、iPhone XSやXRの本体使う予定だったA12チップが搭載されているのかと思ったが、A10 Fusionチップとなる。
これは2016年発売のiPhone 7/7 Plus、2018年発売の第6世代iPadと同等となる。
ちなみにこれまで販売されていたiPod touchはA8チップであった。
もしかすると、iPod touch向けにコア数やクロック数が抑えられている可能性もあるが、単純比較ではA9搭載のiPhone SEより性能が良い事になる(iPod touchはモバイルデータ通信機能は当然ながら非対応だが)。
6.1ミリという薄さ、88グラムという軽さもiPhone SEよりもさらにスリムだ。その分バッテリーの持ちはあまり期待できないかもしれない。
本体の外観も以前と同じで、4インチディスプレイ、カメラ、イヤホンジャック、ホームボタン(Touch ID)非対応を搭載する。
Bluetoothのバージョンは4.1となり、やや古さを感じさせる。
個人的には外出前にスマートフォンなどのバッテリーを使いたくない場合に部屋で利用したり、radikoのエリアフリーを/エリアフリー再生する時(Google Homeは非対応)にあると便利だと思っているので、もしかしたら32GB辺りを購入するかもしれない。
iPhoneとは違い、契約をしないと購入できないものではないので(厳密にはSIMフリー単体購入もあるが)、まだスマートフォンを持つには低い年齢の子供や、Androidしか使っていない人でiOSデバイスに興味がある人には、気軽に触れられるデバイスとなるのではないだろうか。
さらにゲームが好きな人は、この秋から始まるApple Arcadeで遊べるようになるのも大きいのではないだろうか。
ビックカメラでも販売はまだされていないものの、既にラインナップされている。Amazonはまだないようだ。
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先日のiPad mini/Airのように、一部で最新モデルの性能を取り込んでいる訳ではないので、不満がある人もいるかもしれないが、これが今のアップルから見たiPod touchの立ち位置なのだろう。